ひなありりゅうに光の加護を!

アーケードゲーム「コードオブジョーカー」とオンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2」を中心に、プレイ中のゲームについて思ったことを書いていくブログです。

黄単でどうやって珍獣滅せばええねんボケ

タイトル通り。いきなり文字数多めの記事になります。

 

 

といっても、黄色デッキでの珍獣対策っていうたぶん532174831295回くらい記事にされたネタをやります。


あくまで黄単J4が珍獣に愚痴るだけの記事なので攻略と勘違いしないように。

 

 

・珍獣デッキは多種多様

 

 

 珍獣デッキ。


 ようはPIGでドローできる低CPユニットを利用して山札を高速回転させるデッキのことです。


 最近では種類も増え、思い出す限りでも


 ○焼きとブロックされない能力を持つミリアの入った珍獣


 ○サン・エレファント等焼き特化された獣型珍獣


 ○悪魔等高火力ランダム焼きが入った赤い珍獣


 ○アリアン珍獣


 ○ツクヨミ・滅王等沈黙を扱える珍獣


 等々……珍獣デッキを組む人の数だけ、珍獣デッキは存在するといえるでしょう。

 

 

・たぶん単色デッキで対珍獣戦が一番苦手なのは黄色

 

 

 はマーヤ等全体焼きやスピム持ちで盤面有利取りつつ点を取っていけるし、トリロスによるドロー妨害で相手の速度を落とすことができます。採用率は低いものの固着持ちや無我の境地持ちもいて、KPだのOCカンナだのから身を守ることもできます。


 今流行りのミリア珍獣なんかも、ミリア登場後の返しのターンに一番ミリアを処理しやすいのは赤だと思います。


 


 は高いBPと秩序の盾で獣型珍獣、ミリア珍獣の焼きにも耐えられますし、ユグドラシルという絶対的な珍獣メタユニットが存在します。こちらも固着持ちは多いですし、貫通があれば珍獣がいくら並ぼうがお構いなしに点を取っていけます。

 

 

 は言うまでもなくハンデスでOCユニットを潰してしまえます。最近ではハンデスより沈黙に傾いている青ですが、いまや珍獣より早い海洋デッキとか、ファンガスガールとか、まぁよくわかんないけど珍獣に困ってるイメージが一番ないのは青色。

 

 

 しかし黄色に関しては珍獣に対しどの得意技も効き目がありません。


 色のアイデンティティたる各要素、「呪縛」「行動権操作」「加護」「次元干渉」「バウンス」「消滅」「複製」……どれもあまり珍獣には有効ではないのです。

 

 

・珍獣は黄単の持ち味を殺すデッキ

 

 

 「呪縛」「行動権操作」「次元干渉」「バウンス」……


 このあたりが珍獣に効かないのは説明不要かと思います。珍獣とは数の暴力であり、一体一体を処理するこれらの手段では追い付きません。カンナ以外の次元干渉は論外でしょう。


 例外にジャッジメント等ワンショット戦法がありますが、これが使えるのは終盤であり、短期決戦を目的とする珍獣に対しては少し遅すぎます。

 

 

 次に「加護」


 代表的な例にエンビルとカーバンくんを挙げましょう。


 エンビルが立てばまずアタックは通されません。しばらくは時間を稼いでくれるでしょう。しかしそれも昔の話です。最近の珍獣にはガイアやアレスが入っていて、BP7000加護持ちといえども長いこともってくれはしないのです。


 カーバンくんも同じく、焼きにはからきし弱いです。従来のKPに頼ったOC珍獣ならカーバンくんが二体も並べばその時点でサレンダーが飛ぶこともありますが、彼にのみ珍獣対策を任せるには少し不安です。

 

 

 「複製」はどうなのか。

 

 珍獣ごとき複製しても意味がない。これはその通りなのですが、珍獣相手に一番怖いのは「1体のユニットだけに守りを任せる」ことです。前述のとおりエンビル等の加護持ちに守りを任せるならば、ランダム焼きへの保険は多いほうが安心なのです。シヴァが来たとしても向こうも全滅なので複製だけならどっこいどっこいです。といっても、それ以外に何の得もないので、確かに有効な能力とは呼べません。

 

 

 「消滅」で全体除去すればいいでしょ?

 

 

 まぁ、その通りです。
 ただ、後述の欠点は見過ごせないでしょう。

 


 ・では本題、黄単での珍獣対策

 

 

 「黄色にはインドラと光鷹丸がいるじゃないか」
 ごもっとも。ごもっともです。
 問答無用の環境カード「天帝インドラ」と、珍獣メタのために生まれてきたかのような存在「光鷹丸」。確かに彼らなら珍獣を一掃できます。

 

 

 ただ、珍獣の恐ろしさはそこからなのです。


 珍獣が怖いのはどこでしょう。数の暴力?ドロースピードの速さ?
 違います。それらの要素に裏付けられたOCユニットによるワンショットです。

 珍獣とはそもそも、全体除去を受けたうえでの攻撃力の高さがウリです。
 盤面の状態などどうでもいいのです。KPでリセットして、そこからカンナケロルドで大ダメージ取るなり、OCしたユニットの数だけダメージを与えたりできるのです。

 つまり、珍獣をドヤ顔で除去ったからって奴らの思う壺でしかない、のです。

 

 

 じゃあ。

 

 じゃあ黄色は珍獣をどうやって殺せばいいの?

 

 答え:僕にはわかりません。

 

 ……ただまぁ分からないなりに対策はしているので、それらを紹介しておきたいと思います。

 

 その1

 カーバンくんを育てる

 

 頼りないカーバンくんの基本BPを〔相手のユニット×1000〕+できる「いつか私も」で、焼かれにくいカーバンくんを作ります。

 序盤で調子乗って珍獣並べた相手の盤面を利用して、カーバンくんのBPを最大で8000まで持っていけます。これで赤い象やガイアだけでは焼かれずに済み、相当全体焼きに特化した珍獣でない限りは鉄壁となってくれます。

 他にも黄金蝶や清め等で不滅を付けてもいいでしょう。相手によっては、このカーバンくんが完成した時点でサレンダーが来ます。

 ただし危険なのは沈黙。カーバンくんだけではどうしようもない盤面などいくらでもあるということで、以下の戦法も併せておくべきでしょう。

 

 その2

 封殺

 

 黄色の封殺は相手ユニット登場時に呪縛を付けることができます。

 珍獣以外には地味に思えますが、OCを狙ってくる珍獣にはこれが気持ちよく刺さります。

 

 レベル3登場時は消滅させる。

 

 KPがきた瞬間にコレを当てて相手が固まるのをみるとざまあみろという感じです。

 私自身、最近知人から教わった対策であり、目から鱗でした。でもよく考えれば常識ですね。

 トリロス対策に複数枚入れて一枚ずつ挿しとくのが安心かなぁ。

 

 

 その3

 無色インセプ

 

 

 弱肉強食は珍獣以外では腐りがちなので私は入れていませんが、スピード違反ならOCを一体ずつ出されない限り被害を1点で止められます。夢破れし者も無駄とは言えないでしょう。ただ肝心なのは、これらを同時に挿すことで封殺を割られにくくすることです。

まぁセレクトショップなどどうしようもないトリロスは多いですが。

 

 

 その4 

 拒絶する世界

 

 

 複製が使える場面、というのはこいつを利用する場合です。

 黄単はデッキ速度が速いほうではない、と個人的には思うのですが、それでも複製嵩増しして早期に9体目のユニットを用意することができます。

 そしてハンデス。珍獣は死ぬ。という具合。

 あとは次のドローでインドラか光鷹丸が引けることを祈りましょう。

 

 その5

 やられる前にやる

 

 

 黄色は序盤で大ダメージを稼ぐ手段も持っています。

 レイアのスピードムーブや、カンナのPA時レベルアップなど。

 珍獣は凄まじい早さを誇りますが、欠点として準備が整うまでほとんど攻められないという制約を背負っています。その点を突き、KPが来ないことを祈りつつ4Rそこそこで勝負を決めてしまいましょう。

 やり方としてはやはりワンショット、それもマネゲ等でCPを増やしてのジャッジメントあたりでしょうか。

 なによりアグロで点差を広げつつカーバンくんを待てば精神的にも安心感がありそう。

 

 

 

 ・おわり

 

 長々と書いて飽きてきたからやめるのですが、たぶん他にも対策はあるはずです。

 ただひとこと言わせてください。

 

 私は珍獣が嫌いです。

 

 そして強いから嫌いなわけではなく、珍獣対策のためにデッキを調整しなくてはいけない点が嫌いです。

 あとテンプレ珍獣は単純に運ゲー要素が強すぎて面白くないです。

 

 尖ったデッキが好きな私の性分もあるのでしょうが。

 

 ただ珍獣デッキがなくなるということは、COJの特色もなくなることだと思います。そこが難しいところ。

 

 できれば出会いたくない相手です。ただ最近とても遭遇率高いんだよなぁ。なんでなんだろ。